リーフチェック田辺 (紀伊半島) (2016) 調査結果

調査地点名紀伊半島 田辺 西崎サンゴ (和歌山県)
調査日2016/5/28
チームリーダ柴原悠佑
チーム科学者土川仁
開催者NPO法人自然体験学習支援センター
コーラル・ネットワーク
参加人数16人
水深5m
10m
月齢21.3
潮名中潮
天候
気温26℃
水温海面23℃
-3m23℃
-10m23℃
透視度10m
岸からの距離2.7km
河口からの距離4km
河口の幅11-50m
集落からの距離5km
集落の人口70000人
底質合計平均標準偏差
ハードコーラル100252.1662.5
4611.53.69728.75
ソフトコーラル10.250.50.625
10.250.50.625
最近死んだサンゴ0000
20.50.5771.25
富栄養化の指標となる海藻30.750.9571.875
8721.754.42554.375
海綿類0000
0000
5112.755.31531.875
184.53.31711.25
0000
10.250.50.625
0000
51.251.8933.125
シルト0000
0000
その他51.251.8933.125
0000
魚類調査合計平均標準偏差
チョウチョウウオ類174.255.315
112.750.5
イサキ類(コショウダイ類)000
10.250.5
フエダイ類000
000
サラサハタ000
000
ハタ類(30cm以上)000
000
メガネモチノウオ000
000
カンムリブダイ000
000
ブダイ類(20cm以上)000
10.250.5
ウツボ類10.250.5
10.250.5
無脊椎動物調査合計平均標準偏差
オトヒメエビ000
000
ガンガゼ類20.50.577
000
パイプウニ000
000
シラヒゲウニ000
000
ナマコ類000
000
オニヒトデ000
000
シャコガイ類000
000
ホラガイ000
000
イセエビ類000
000
被害・ゴミ調査合計平均標準偏差
アンカー被害000
000
ダイナマイト被害000
000
その他の被害000
000
魚網屑000
10.250.5
その他のゴミ000
000
コメント田辺2016 【S】 調査ラインは、田辺湾の中央部にある沖ノ島の沖側の斜面で、 この付近の海域で最大のサンゴ群集の最も被度の高いエリアを 通って設置されている。 HCの割合は、昨年度の63%と同じく63%で変わっておらず、依然として 非常に良い状況が保たれている。 本調査ライン周辺で見られるサンゴの大半は、被覆状もしくはテーブル状の ニホンミドリイシ、エンタクミドリイシである。 魚類では昨年の調査から大きな変化は見られない。 無脊椎動物ではガンガゼが少なかったが、原因は不明である。 本調査ポイントから南に3km離れた、別の調査ポイント(白浜・四双島)では、 2009年頃からオニヒトデの大量発生が続いているが、 本ポイントでは、オニヒトデおよびサンゴ食生物の食痕は見られなかった。 しかし、病気によると思われる部分的に死んだサンゴのコロニーがいくつか見られた。 【M】 調査ラインは、田辺湾の中央部にある沖ノ島の沖側の斜面で、 浅い方の調査ラインと平行に、ほぼサンゴ群集と海藻帯の境界線付近に引かれている。 HCの割合は、昨年度の36%から29%に減少しているが、調査ラインの設置位置の わずかなずれによる変化の範囲と思われ、周辺のサンゴの状況に大きな変化は見られない。 浅い方の調査ライン周辺と同様、エンタクミドリイシおよびニホンミドリイシが 優占しているが、その2種以外にもキクメイシ類など、数種類のサンゴが見られた。 魚類では昨年の調査から大きな変化は見られない。 無脊椎動物ではガンガゼが少なかったが、原因は不明である。 オニヒトデおよびオニヒトデの食痕は見られなかったが、サンゴ食巻貝 (シロレイシカイダマシ、ヒメシロレイシガイダマシ)によると思われる食害が わずかにみられる。 また、病気によると思われる部分的に死んだサンゴのコロニーがいくつか見られた。


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