リーフチェック田辺 (紀伊半島) (2015) 調査結果

調査地点名紀伊半島 田辺 西崎サンゴ (和歌山県)
調査日2015/6/7
チームリーダ冨弥充
チーム科学者土川仁
開催者NPO法人自然体験学習支援センター
コーラル・ネットワーク
参加人数15人
水深5m
10m
月齢19.9
潮名中潮
天候晴/曇
気温25℃
水温海面21℃
-3m21℃
-10m21℃
透視度10m
岸からの距離2.7km
河口からの距離4km
河口の幅11-50m
集落からの距離5km
集落の人口70000人
底質合計平均標準偏差
ハードコーラル10125.253.30463.125
5714.256.34435.625
ソフトコーラル10.250.50.625
10.250.50.625
最近死んだサンゴ0000
0000
富栄養化の指標となる海藻1641.41410
6215.55.19638.75
海綿類0000
0000
40103.65125
2873.16217.5
0000
30.750.9571.875
10.250.50.625
821.6335
シルト0000
0000
その他10.250.50.625
10.250.50.625
魚類調査合計平均標準偏差
チョウチョウウオ類225.53.317
2050.816
イサキ類(コショウダイ類)30.750.5
31077.5142.615
フエダイ類000
000
サラサハタ000
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ハタ類(30cm以上)000
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メガネモチノウオ000
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カンムリブダイ000
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ブダイ類(20cm以上)10.250.5
000
ウツボ類10.250.5
410.816
無脊椎動物調査合計平均標準偏差
オトヒメエビ000
000
ガンガゼ類194.753.594
194.750.957
パイプウニ000
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シラヒゲウニ10.250.5
000
ナマコ類000
000
オニヒトデ000
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シャコガイ類000
000
ホラガイ000
000
イセエビ類000
000
被害・ゴミ調査合計平均標準偏差
アンカー被害000
000
ダイナマイト被害000
000
その他の被害000
000
魚網屑000
000
その他のゴミ000
000
コメント【-5m】
調査ポイントは、田辺湾の入口中央部にある沖ノ島の外洋側にあり、 島から続くなだらかな傾斜の斜面に広がる、テーブル状および被覆状サンゴの 群集の上に調査ラインが引かれている。 HCの割合は、昨年の62%から63%にわずかに増えたが、誤差の範囲内であり、 非常に良好な環境が保たれている。 HCはほとんどが、エンタクミドリイシもしくはニホンミドリイシであった。 サンゴ以外の場所では、ホンダワラ類(ホンダワラおよびフタエモク)が 多くみられた。 オニヒトデやサンゴ食巻貝による食痕は見つけられなかったが、 原因はわからないが、部分的に死亡しているサンゴがいくつか見られた。 (面積で、全体の0.1%未満。) 魚類・無脊椎動物は、ほぼ例年通りであった。
【-10m】
調査ポイントは、田辺湾の入口中央部にある沖ノ島の外洋側にあり、 島から続く斜面が砂地に向かって落ち込み始めた中腹の、 その上に広がるテーブル状および被覆状サンゴの群集が終わるあたり に調査ラインが引かれている。 HCの割合は、昨年の49%から36%に大きく減っているが、昨年の調査ラインが 若干浅めに設定されていたための変化であり、サンゴの状態、周囲の状況とも 良好な状態が保たれている。 HCは、5mの調査ラインに比べて多様な種類が見られる。 海藻類は、ホンダワラとウミウチワが半分ずつという感じであった。 オニヒトデやサンゴ食巻貝による食痕は見つけられなかった。 魚類・無脊椎動物では、イサキの群れが付近にとどまっていた以外は、 ほぼ例年通りであった。


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