リーフチェック小浜北 (2014) 調査結果

調査地点名小浜島 小浜北 (沖縄県)
調査日2014/5/31
チームリーダ野口定松
チーム科学者土川仁
開催者ダイブサイト・ノ口
コーラル・ネットワーク
参加人数3人
水深3m
6m
月齢2.3
潮名大潮
天候
気温28℃
水温海面27℃
-3m27℃
-10m27℃
透視度30m
岸からの距離1km
河口からの距離nonkm
河口の幅nonm
集落からの距離2km
集落の人口500人
底質合計平均標準偏差
ハードコーラル2053.55912.5
307.54.04118.75
ソフトコーラル51.251.53.125
411.1552.5
最近死んだサンゴ20.50.5771.25
30.750.51.875
富栄養化の指標となる海藻0000
0000
海綿類0000
0000
13132.754.11381.875
11929.754.03174.375
20.50.5771.25
20.50.5771.25
0000
20.511.25
シルト0000
0000
その他0000
0000
魚類調査合計平均標準偏差
チョウチョウウオ類51.251.5
51.251.5
イサキ類(コショウダイ類)000
000
フエダイ類000
10.250.5
サラサハタ000
000
ハタ類(30cm以上)000
000
メガネモチノウオ000
000
カンムリブダイ000
000
ブダイ類(20cm以上)71.750.5
10.250.5
ウツボ類000
20.51
無脊椎動物調査合計平均標準偏差
オトヒメエビ000
000
ガンガゼ類10.250.5
10.250.5
パイプウニ000
000
シラヒゲウニ000
000
ナマコ類000
000
オニヒトデ000
10.250.5
シャコガイ類10.250.5
20.51
ホラガイ000
000
イセエビ類000
000
被害・ゴミ調査合計平均標準偏差
アンカー被害000
000
ダイナマイト被害000
000
その他の被害000
000
魚網屑000
000
その他のゴミ000
000
コメント【調査ラインS:-4m】 調査線は、礁脚が発達した礁嶺の上に設置されている。 HCの割合は、昨年の30%から、12.5%へと大きく減少した。 ここ数年間続いている、オニヒトデによるものと思われるが、 大半は莢の凹凸がわからないほど石灰藻類や紅藻類が付着しており、 死んでからどの程度時間が経過したかがわからないため、RCに分類した。 被覆状、もしくは、短い親指状のサンゴがわずかに残っている程度であり、 優占種といえるような種類はみられないが、ミドリイシ類が極端に少ないように 思える。 また、新規加入のサンゴも見られなかった。 SCの割合は、昨年の0.6%から3%へと増えており、見た目でも被覆状のSCが 増えて、 -6mと似た景観となったような印象がある。 魚類は、昨年とほとんど変わらないが、無脊椎動物で、ここ7年間見つかってい なかった ガンガゼが1個体ながら見つかった。 これは、死んだサンゴの上に生えた藻類の増加と関係があるかもしれない。 また、昨年0であったシャコガイ類も1個体見つかったが、サンゴが死んだこと により、 シャコガイ類が見つけやすくなった、もしくは、生息場所を確保できるように なったとも 推測される。 オニヒトデや、サンゴ食巻貝類による最近の食痕、サンゴの病気は見られなかった。 【調査ラインM:-6m】 調査線は、沖に向かって緩やかに傾斜している、礁脚が発達した礁嶺の上に、 浅いラインとほぼ平行に設置されている。 HCの割合は、昨年の18.8%から変化していない。 被覆状のサンゴがわずかに残っているが、枝状やテーブル状のサンゴはほとんど 見られず、 ミドリイシ類が極端に少ない印象である。 魚類では、ウツボ類が2個体見られた他は、例年と大きくは変わらない。 無脊椎動物では、オニヒトデが1個体みられ、食痕も見られた。 サンゴ食巻貝の食痕や病気は見られなかった。


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