リーフチェック小浜北 (2012) 調査結果

調査地点名小浜島 小浜北 (沖縄県)
調査日2012/6/17
チームリーダ野口定松
チーム科学者土川仁
開催者ダイブサイト・ノ口
コーラル・ネットワーク
参加人数3人
水深3m
6m
月齢27.1
潮名中潮
天候
気温29℃
水温海面27℃
-3m27℃
-10m27℃
透視度35m
岸からの距離1km
河口からの距離nonkm
河口の幅nonm
集落からの距離2km
集落の人口500人
水深 -3m (浅)
底質 (浅)合計平均標準偏差
ハードコーラル48122.1630
ソフトコーラル20.50.5771.25
最近死んだサンゴ1232.167.5
富栄養化の指標となる海藻0000
海綿類0000
96242.94460
20.511.25
0000
シルト0000
その他0000
魚類調査 (浅)合計平均標準偏差
チョウチョウウオ類143.52.646
イサキ類(コショウダイ類)000
フエダイ類10.250.5
サラサハタ000
ハタ類(30cm以上)000
メガネモチノウオ000
カンムリブダイ000
ブダイ類(20cm以上)184.52.082
ウツボ類000
無脊椎動物調査 (浅)合計平均標準偏差
オトヒメエビ000
ガンガゼ類000
パイプウニ000
シラヒゲウニ000
ナマコ類000
オニヒトデ10.250.5
シャコガイ類61.53
ホラガイ000
イセエビ類000
被害・ゴミ調査 (浅)合計平均標準偏差
アンカー被害000
ダイナマイト被害000
その他の被害000
魚網屑000
その他のゴミ000
水深 -6m (深)
底質 (深)合計平均標準偏差
ハードコーラル3282.1620
ソフトコーラル92.252.2175.625
最近死んだサンゴ358.753.77521.875
富栄養化の指標となる海藻0000
海綿類0000
80204.6950
411.1552.5
0000
シルト0000
その他0000
魚類調査 (深)合計平均標準偏差
チョウチョウウオ類61.53
イサキ類(コショウダイ類)000
フエダイ類000
サラサハタ000
ハタ類(30cm以上)000
メガネモチノウオ000
カンムリブダイ000
ブダイ類(20cm以上)1232.16
ウツボ類000
無脊椎動物調査 (深)合計平均標準偏差
オトヒメエビ000
ガンガゼ類000
パイプウニ000
シラヒゲウニ000
ナマコ類000
オニヒトデ10.250.5
シャコガイ類10.250.5
ホラガイ000
イセエビ類000
被害・ゴミ調査 (深)合計平均標準偏差
アンカー被害000
ダイナマイト被害000
その他の被害000
魚網屑000
その他のゴミ000
コメント浅い方の調査ラインは、礁斜面上部で波あたりの強い場所である。
サンゴが数多く失われ、 下の岩盤が露出している状況であったが、残っていたサンゴも、 オニヒトデにより大きな被害を受けており、 見た目の景観も大きく変わってしまった。
HCの割合は、一昨年の68.1%、昨年の44.4%から大幅に下がって30%であった。
特に優占している種はみられない。
調査を行った時点では、オニヒトデの数はすでに少なくなっていたが、 小型のサンゴ群体がほとんど見られなかったため、ここ数年は サンゴの少ない状況が継続すると思われる。
魚類では、チョウチョウウオ類、ブダイ類は、ここ数年では多いが、 統計的に差が認められるのは、昨年に対するブダイの個体数および 過去五年の統計値に対するブダイの個体数のみである。
無脊椎動物では、いずれも小型であるが、昨年、一昨年と見つけられなかった シャコガイが6個体見つけられた。
テーブル状のサンゴがなくなったために、生息する余地が生まれた可能性が考えられる。


深い方の調査ラインは、浅い方の調査ラインの40mほど沖側の礁斜面に設置されている。
浅い方と同様に、台風の被害に加えてオニヒトデの被害を受けており、 見た目の景観が大きく変わってしまった。
HCの割合は、一昨年の66.3%、昨年の41.9%から大幅に下がって、20%であった。
特に優占している種はみられない。
浅い方と同様に、調査を行った時点では、オニヒトデの数はすでに少なくなっていたが、 小型のサンゴ群体がほとんど見られなかったため、ここ数年は サンゴの少ない状況が継続すると思われる。
魚類では、ブダイ類がやや多かったが、統計的な差がみられるほどではない。
無脊椎動物については、例年と大きな差は見られなかった。


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 浅・深 交互に区間値合計値区間値と合計値を表示
 浅・深 別の表で区間値合計値区間値と合計値を表示

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