リーフチェック小浜北 (2009) 調査結果

調査地点名小浜島 小浜北 (沖縄県)
調査日2009/6/6
チームリーダ野口定松
チーム科学者吉田稔
開催者ダイブサイト・ノ口
コーラル・ネットワーク
参加人数9人
水深3m
6m
月齢12.6
潮名中潮
天候
気温30℃
水温海面27℃
-3m27℃
-10m27℃
透視度25m
岸からの距離1km
河口からの距離nonkm
河口の幅nonm
集落からの距離2km
集落の人口500人
底質Seg1Seg2Seg3Seg4
合計平均標準偏差
ハードコーラル29283827
12230.55.06676.25
31243035
120304.54675
ソフトコーラル 0 0 0 0
0000
0 4 1 1
61.51.7323.75
最近死んだサンゴ 0 0 0 0
0000
0 0 0 0
0000
富栄養化の指標となる海藻 0 0 0 0
0000
0 0 0 0
0000
海綿類 0 0 0 0
0000
0 0 0 0
0000
1111 210
348.54.35921.25
711 8 3
297.253.30418.125
0 1 0 3
411.4142.5
2 0 1 0
30.750.9571.875
0 0 0 0
0000
0 0 0 1
10.250.50.625
シルト 0 0 0 0
0000
0 0 0 0
0000
その他 0 0 0 0
0000
0 1 0 0
10.250.50.625
魚類調査Seg1Seg2Seg3Seg4
合計平均標準偏差
チョウチョウウオ類 0 0 0 2
20.51
0 012 0
1236
イサキ類(コショウダイ類) 0 0 0 0
000
0 0 0 0
000
フエダイ類 0 0 0 0
000
0 0 0 0
000
サラサハタ 0 0 0 0
000
0 0 0 0
000
ハタ類(30cm以上) 0 0 0 0
000
0 0 0 0
000
メガネモチノウオ 0 0 0 0
000
0 0 0 0
000
カンムリブダイ 0 0 0 0
000
0 0 0 0
000
ブダイ類(20cm以上) 3 0 1 1
51.251.258
0 4 3 5
1232.16
ウツボ類 0 0 0 0
000
0 0 0 0
000
無脊椎動物調査Seg1Seg2Seg3Seg4
合計平均標準偏差
オトヒメエビ 0 0 0 0
000
0 0 0 0
000
ガンガゼ類 0 0 0 0
000
0 0 0 0
000
パイプウニ 0 0 0 0
000
0 0 0 0
000
シラヒゲウニ 0 0 0 0
000
0 0 0 0
000
ナマコ類 0 0 0 0
000
0 0 0 0
000
オニヒトデ 0 0 0 0
000
0 0 0 0
000
シャコガイ類 0 0 0 0
000
0 1 0 0
10.250.5
ホラガイ 0 0 0 0
000
0 0 0 0
000
イセエビ類 0 0 0 0
000
0 0 0 0
000
被害・ゴミ調査Seg1Seg2Seg3Seg4
合計平均標準偏差
アンカー被害0000
000
0000
000
ダイナマイト被害0000
000
0000
000
その他の被害0000
000
0000
000
魚網屑0000
000
0000
000
その他のゴミ0000
000
0000
000
コメント3mライン
3mラインは、礁斜面上部で波あたりの強い場所である。直径50〜60p大の卓状ミドリイシ類が優占して枝状ミドリイシ類、ハマサンゴ類、キクメイシ類、ショウガサンゴ、キッカサンゴ類、ソフトコーラル類なども見られ多様性が高い。生育タイプは典型的な「卓状ミドリイシ優占タイプ」である。サンゴ類の被度に関しては、ライン全体の目視による被度が70〜80%で昨年と比べ増加している。底質調査のハードコーラル占有率(HC)の結果においては昨年の61.3%から76.9%と15.6%も大きく増加していた。直径5p程度のミドリイシ類の新規加入群体も比較的多く見られた。
魚類はチョウチョウウオ類とブダイ類が少し見られる程度、無脊椎はシャコガイ類1個体見られただけであるが過去の出現状況と比較して大きな変化はなかった。オニヒトデやサンゴ類の病気は見られなかった。

6mライン
6mラインは3mライン近くの沖側の礁斜面に設定された。卓状ミドリイシ類が優占し、枝状ミドリイシ類、ハナヤサイサンゴ類、キクメイシ類、ハマサンゴ類、ショウガサンゴ、アナサンゴモドキ類、ソフトコーラル類なども見られ多様性が高い。卓状ミドリイシ類は3mラインよりも大きく直径60〜70p大のものが主体であった。ライン全体の目視による被度は70〜80%であり、底質調査のハードコーラル占有率(HC)の結果においても昨年の57.5%から75.0%と17.5%も大きく増加していた。また、ミドリイシ類の新規加入群体も少し見られた。
魚類はチョウチョウウオ類とブダイ類が3mラインより多く見られ、無脊椎は確認できなかったが、過去の出現状況と比較しても大きな変化はなかった。オニヒトデやサンゴ類の病気は見られなかった。ライン周辺にオニヒトデか貝類の食痕らしきものが数個見られた。

総評
北側に面した礁斜面の小浜北リーフチェックエリアは、石西礁湖の中でも現在もっとも健全で海中景観の美しい海域である。ここ数年台風の直撃や夏場の白化現象、オニヒトデの大発生などサンゴ礁の撹乱要因を受けておらず、縁溝縁脚の発達した斜面に卓状ミドリイシ類が順調な成長を見せている。
現在の石西礁湖は被度の低下が著しかったり、オニヒトデが大発生したりしている海域の範囲が多いだけに、十分に成熟したサンゴ群体がびっしりと生育しているため幼生の供給源としても重要な海域である。
しかし、オニヒトデの大発生は現在も進行中なので、重点的に保全していく海域として設定したいところであるが北側に面しているため冬場の保全対策が十分に行えない。そのような意味でもリーフチェックで現況を長期にわたって把握することが、まず最初にやらなければならない保全対策のひとつである。


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