リーフチェック白浜・円月島 (紀伊半島) (2018) 調査結果

調査地点名紀伊半島 白浜 円月島 (和歌山県)
調査日2018/10/14
チームリーダ冨弥充
チーム科学者土川仁
開催者NPO法人自然体験学習支援センター
コーラル・ネットワーク
参加人数5人
水深3m

月齢5.0
潮名中潮
天候
気温23℃
水温海面24℃
-3m24℃
-10m
透視度15m
岸からの距離0.06km
河口からの距離6km
河口の幅11-50m
集落からの距離0.6km
集落の人口22600人
水深 -3m (浅)
底質 (浅)合計平均標準偏差
ハードコーラル112.754.1936.875
ソフトコーラル0000
最近死んだサンゴ184.53.87311.25
富栄養化の指標となる海藻0000
海綿類0000
12631.53.87378.75
143.56.3518.75
0000
シルト0000
その他0000
魚類調査 (浅)合計平均標準偏差
チョウチョウウオ類102.53.786
イサキ類(コショウダイ類)20.50.577
フエダイ類000
サラサハタ000
ハタ類(30cm以上)000
メガネモチノウオ000
カンムリブダイ000
ブダイ類(20cm以上)000
ウツボ類20.50.577
無脊椎動物調査 (浅)合計平均標準偏差
オトヒメエビ000
ガンガゼ類51.251.5
パイプウニ000
シラヒゲウニ000
ナマコ類000
オニヒトデ000
シャコガイ類000
ホラガイ000
イセエビ類000
被害・ゴミ調査 (浅)合計平均標準偏差
アンカー被害000
ダイナマイト被害000
その他の被害000
魚網屑000
その他のゴミ000
コメント白浜・円月島 2018
【S】
調査ラインは、従来調査を行っていた四双島のポイントから、南南西に約800m、白浜の観光名所である円月島の南側約60mの所の、水深約3mの岩盤最上部に設置されている。
2017-2018冬からの黒潮大蛇行による低水温でハードコーラルはほとんど死滅してしまった。
昨年はHCが17.5%であったが、今回は1.25%であった。
調査範囲外も含めて、ミドリイシ類は全くみられなかったが、ラインの終点付近(100m地点脇)に、 直径60cm程度のナガレハナサンゴのコロニーが見られた他、 キクメイシ類など、全部で10種類弱のハードコーラルが見られた。
本調査ポイントでは、9月に付近を通過した、台風21号(Jebi)および台風24号(Trami)による 影響は大きくなく、昨年と今年のHCの差のほとんどである11%強がRKC、RCは昨年とほぼ同じ78%強であった。
魚類では、20cmに満たないブダイが多く見られた他、調査範囲外であるが、ライン付近に、 50cm程度のクエとアザハタが1匹ずつと、同じく50cm程度のアオブダイが20匹程度が見られた。
なお、本ポイントでは、中深度の調査は行わず、南東に約500m離れた権現崎の浅い深度で調査を行った。


表示形式の変更
 この調査の区間値を表示区間値と合計値を表示

実施表に戻る