リーフチェック三宅島 (2019) 調査結果

調査地点名三宅島 富賀浜/伊ヶ谷 (東京都)
調査日2019/6/12
チームリーダ内藤明紀
チーム科学者土川 仁
開催者アカコッコ館
(共催)コーラル・ネットワーク
(協力)ディープ・イン
(協力)スナッパーDS
参加人数6人
水深5m
10m
月齢8.7
潮名小潮
天候
気温30℃
水温海面20℃
-3m24℃
-10m24℃
透視度15/15m
岸からの距離0.02/0.23km
河口からの距離0.03/0.1km
河口の幅0-10/0-10m
集落からの距離1/0.5km
集落の人口600/100人
富賀浜(水深 -5m)
底質 (浅)合計平均標準偏差
ハードコーラル9724.255.560.625
ソフトコーラル0000
最近死んだサンゴ10.250.50.625
富栄養化の指標となる海藻20.511.25
海綿類0000
4912.252.98630.625
92.253.2025.625
20.50.5771.25
シルト0000
その他0000
魚類調査 (浅)合計平均標準偏差
チョウチョウウオ類641612.302
イサキ類(コショウダイ類)10.250.5
フエダイ類000
サラサハタ000
ハタ類(30cm以上)000
メガネモチノウオ000
カンムリブダイ000
ブダイ類(20cm以上)10.250.5
ウツボ類20.50.577
無脊椎動物調査 (浅)合計平均標準偏差
オトヒメエビ20.51
ガンガゼ類317.752.5
パイプウニ000
シラヒゲウニ000
ナマコ類000
オニヒトデ000
シャコガイ類000
ホラガイ000
イセエビ類000
被害・ゴミ調査 (浅)合計平均標準偏差
アンカー被害000
ダイナマイト被害000
その他の被害000
魚網屑30.750.5
その他のゴミ000
伊ヶ谷(水深 -10m)
底質 (深)合計平均標準偏差
ハードコーラル6115.255.18838.125
ソフトコーラル0000
最近死んだサンゴ0000
富栄養化の指標となる海藻10.250.50.625
海綿類0000
6315.753.539.375
2052.1612.5
153.751.59.375
シルト0000
その他0000
魚類調査 (深)合計平均標準偏差
チョウチョウウオ類102.51.915
イサキ類(コショウダイ類)000
フエダイ類000
サラサハタ000
ハタ類(30cm以上)10.250.5
メガネモチノウオ000
カンムリブダイ000
ブダイ類(20cm以上)20.50.577
ウツボ類20.50.577
無脊椎動物調査 (深)合計平均標準偏差
オトヒメエビ51.250.957
ガンガゼ類44113.742
パイプウニ000
シラヒゲウニ000
ナマコ類000
オニヒトデ000
シャコガイ類000
ホラガイ000
イセエビ類000
被害・ゴミ調査 (深)合計平均標準偏差
アンカー被害000
ダイナマイト被害000
その他の被害000
魚網屑000
その他のゴミ000
コメント三宅島 2019 [S] 富賀浜 テーブル状および被覆状のサンゴを中心に、61%程度が造礁サンゴに覆われていた。 この数値は昨年の71%に比べ減少傾向にあったが、調査側線のわずかな位置ずれも要因の一部として 考えられ、そのほかの要因については特定できなかった。 造礁サンゴが減少したものの高い被度の造礁サンゴ群集が維持され、このテーブル状サンゴ群集自体は依然として伊豆諸島最大級であると思われる。 海藻類の減少もが見られたが、これは前年より調査時期が早かったことが一要因であると思われる。 調査区域内ではオニヒトデやサンゴ食の巻き貝は確認できず、それらによる食痕もみられていない。 調査ライン周辺ではハタタテダイやヤリカタギなど南方種のチョウチョウウオを含め、多くのチョウチョウウオ類が確認された。 無脊椎動物は年による増減幅があるが、昨年よりは増加していた。 また例年はほぼ見られていなかった漁網くずが数か所で見られるなど漂着ごみが目立った。 [M] 伊ヶ谷 カタン崎沖 被覆状および塊状のサンゴを中心に、38%程が造礁サンゴに覆われ、昨年と同程度であった。 オニヒトデおよびサンゴ食の巻き貝はなく、食痕も確認されておらず、健全な状況を保っていた。 サンゴ周辺の生き物では、調査対象の魚類は特に目立った変化がなく、無脊椎動物においてオトヒメエビが例年にくらべ、多く確認された。


表示形式の変更
 浅・深 交互に区間値合計値区間値と合計値を表示
 浅・深 別の表で区間値合計値区間値と合計値を表示

実施表に戻る