リーフチェック鹿川 (2017) 調査結果

調査地点名西表島 鹿川湾 中の瀬 (沖縄県)
調査日2017/11/18
チームリーダ野口定松
チーム科学者土川 仁
開催者ダイブサイト・ノ口
コーラル・ネットワーク
参加人数9人
水深6m
10m
月齢29.3
潮名大潮
天候
気温27℃
水温海面27℃
-3m27℃
-10m27℃
透視度60m
岸からの距離0.8km
河口からの距離1km
河口の幅10m
集落からの距離14km
集落の人口800人
水深 -6m (浅)
底質 (浅)Seg1Seg2Seg3Seg4
合計平均標準偏差
ハードコーラル 61113 9
399.752.98624.375
ソフトコーラル 0 0 0 0
0000
最近死んだサンゴ 4 3 0 0
71.752.0624.375
富栄養化の指標となる海藻 1 1 1 0
30.750.51.875
海綿類 0 1 1 1
30.750.51.875
29242429
10626.52.88766.25
0 0 1 0
10.250.50.625
0 0 0 0
0000
シルト 0 0 0 0
0000
その他 0 0 0 1
10.250.50.625
魚類調査 (浅)Seg1Seg2Seg3Seg4
合計平均標準偏差
チョウチョウウオ類 1 2 2 4
92.251.258
イサキ類(コショウダイ類) 0 0 0 0
000
フエダイ類 0 0 0 0
000
サラサハタ 0 0 0 0
000
ハタ類(30cm以上) 0 0 0 0
000
メガネモチノウオ 0 0 0 0
000
カンムリブダイ 0 0 0 0
000
ブダイ類(20cm以上) 1 0 0 0
10.250.5
ウツボ類 0 0 0 0
000
無脊椎動物調査 (浅)Seg1Seg2Seg3Seg4
合計平均標準偏差
オトヒメエビ 0 0 0 0
000
ガンガゼ類 0 0 0 0
000
パイプウニ 0 1 0 0
10.250.5
シラヒゲウニ 0 0 0 0
000
ナマコ類 0 0 0 0
000
オニヒトデ 0 0 0 0
000
シャコガイ類 1 1 0 1
30.750.5
ホラガイ 0 0 0 0
000
イセエビ類 0 0 0 0
000
被害・ゴミ調査 (浅)Seg1Seg2Seg3Seg4
合計平均標準偏差
アンカー被害0000
000
ダイナマイト被害0000
000
その他の被害0000
000
魚網屑0000
000
その他のゴミ0000
000
水深 -10m (深)
底質 (深)Seg1Seg2Seg3Seg4
合計平均標準偏差
ハードコーラル16151612
5914.751.89336.875
ソフトコーラル 1 0 0 0
10.250.50.625
最近死んだサンゴ 0 4 0 1
51.251.8933.125
富栄養化の指標となる海藻 0 0 0 0
0000
海綿類 0 0 0 0
0000
23192227
9122.753.30456.875
0 1 0 0
10.250.50.625
0 1 2 0
30.750.9571.875
シルト 0 0 0 0
0000
その他 0 0 0 0
0000
魚類調査 (深)Seg1Seg2Seg3Seg4
合計平均標準偏差
チョウチョウウオ類 3 8 2 5
184.52.646
イサキ類(コショウダイ類) 0 0 0 0
000
フエダイ類 0 0 0 0
000
サラサハタ 0 0 0 0
000
ハタ類(30cm以上) 0 0 0 0
000
メガネモチノウオ 0 0 0 0
000
カンムリブダイ 0 0 0 0
000
ブダイ類(20cm以上) 2 3 6 3
143.51.732
ウツボ類 0 0 0 0
000
無脊椎動物調査 (深)Seg1Seg2Seg3Seg4
合計平均標準偏差
オトヒメエビ 0 0 0 0
000
ガンガゼ類 0 0 0 0
000
パイプウニ 0 0 0 0
000
シラヒゲウニ 0 0 0 0
000
ナマコ類 0 0 0 0
000
オニヒトデ 0 0 0 0
000
シャコガイ類 0 1 0 0
10.250.5
ホラガイ 0 0 0 0
000
イセエビ類 0 0 0 0
000
被害・ゴミ調査 (深)Seg1Seg2Seg3Seg4
合計平均標準偏差
アンカー被害0000
000
ダイナマイト被害0000
000
その他の被害0000
000
魚網屑0000
000
その他のゴミ0000
000
コメント鹿川2017 [S] 生きたハードコーラルは、昨年の19%から24%にわずかながら回復している。 昨年夏の高水温による白化でかなりのサンゴが死亡し、 さらにその直後の台風(2016年10月の台風22号(HAIMA))で 大幅にサンゴが減少したのに加え、 今年の夏にも高水温による白化による死亡があったものの、 小さなサンゴが成長してきており、全体としてはHCの割合が増加、 となった。 特に優占しているサンゴはないが、昨年の白化および台風被害以降、 ミドリイシ類が極端に少ない。 ベルト調査では、チョウチョウウオ類が4区間合計で9匹、 20cm以上のブダイ類が合計1匹と、例年よりも若干少なめであったが、 パイプウニが数年ぶりに見つかった。 いずれもハードコーラルが減ったことと関係があるかもしれない。 オニヒトデやサンゴ食巻貝、病気は見当たらなかった。 [M] 生きたハードコーラルは、昨年の31%から37%にわずかながら回復している。 昨年夏の高水温による白化でかなりのサンゴが死亡したが、 今年の夏にも高水温による白化による死亡があったものの、 小さなサンゴが成長してきており、全体としてはHCの割合が増加、 となった。 調査開始当初から変わらず、リュウキュウキッカサンゴが優占しており、 サザナミサンゴも多い。一方、昨年の白化以降、ミドリイシ類は、極端に少ない。 リュウキュウキッカサンゴ、サザナミサンゴは、高水温の影響をあまり 受けなかったようである。 現時点でも白化しているサンゴがわずかながら見られた。 ベルト調査では、チョウチョウウオ類が4区間合計で18匹、20cm以上の ブダイ類が14匹で、ほぼ例年通りであった。 オニヒトデやサンゴ食巻貝、病気は見当たらなかった。 調査ラインの終点から40mほど先にある、直径7m強のアザミサンゴは、 昨年および今年の白化で、上部8割程度が死亡していた。


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