リーフチェック鹿川 (2015) 調査結果

調査地点名西表島 鹿川湾 中の瀬 (沖縄県)
調査日2015/11/22
チームリーダ野口定松
チーム科学者土川 仁
開催者ダイブサイト・ノ口
コーラル・ネットワーク
参加人数4人
水深6m
10m
月齢10.4
潮名長潮
天候
気温29℃
水温海面28℃
-3m28℃
-10m28℃
透視度40m
岸からの距離0.8km
河口からの距離1km
河口の幅10m
集落からの距離14km
集落の人口800人
水深 -6m (浅)
底質 (浅)合計平均標準偏差
ハードコーラル8220.53.78651.25
ソフトコーラル10.250.50.625
最近死んだサンゴ10.250.50.625
富栄養化の指標となる海藻0000
海綿類0000
76193.55947.5
0000
0000
シルト0000
その他0000
魚類調査 (浅)合計平均標準偏差
チョウチョウウオ類1232.449
イサキ類(コショウダイ類)000
フエダイ類000
サラサハタ000
ハタ類(30cm以上)000
メガネモチノウオ000
カンムリブダイ000
ブダイ類(20cm以上)92.252.217
ウツボ類000
無脊椎動物調査 (浅)合計平均標準偏差
オトヒメエビ000
ガンガゼ類000
パイプウニ000
シラヒゲウニ000
ナマコ類000
オニヒトデ000
シャコガイ類30.751.5
ホラガイ000
イセエビ類000
被害・ゴミ調査 (浅)合計平均標準偏差
アンカー被害10.250.5
ダイナマイト被害000
その他の被害000
魚網屑10.250.5
その他のゴミ000
水深 -10m (深)
底質 (深)合計平均標準偏差
ハードコーラル10125.250.95763.125
ソフトコーラル10.250.50.625
最近死んだサンゴ30.750.9571.875
富栄養化の指標となる海藻0000
海綿類0000
4912.251.530.625
30.751.51.875
30.750.9571.875
シルト0000
その他0000
魚類調査 (深)合計平均標準偏差
チョウチョウウオ類51.251.5
イサキ類(コショウダイ類)000
フエダイ類20.51
サラサハタ000
ハタ類(30cm以上)000
メガネモチノウオ000
カンムリブダイ000
ブダイ類(20cm以上)51.251.893
ウツボ類000
無脊椎動物調査 (深)合計平均標準偏差
オトヒメエビ000
ガンガゼ類000
パイプウニ000
シラヒゲウニ000
ナマコ類000
オニヒトデ000
シャコガイ類20.50.577
ホラガイ000
イセエビ類000
被害・ゴミ調査 (深)合計平均標準偏差
アンカー被害000
ダイナマイト被害000
その他の被害000
魚網屑000
その他のゴミ000
コメント【-6m】
調査ラインは、湾の中央部にある離礁の礁斜面上に設置されている。 HCの割合は、昨年の75.6%から51.3%に減少した。 この調査線付近は、従来から、多くの種、形状の造礁サンゴ類が見られる場所であったが、 今回の調査では、テーブル状のサンゴはほとんど見られなかった。 これは、2015年8月の台風13号 (SOUDELOR)、および、2015年9月の台風21号 (DUJUAN)と 立て続けに強い台風が当海域を襲ったためと思われ、 サンゴがなくなり岩盤がむき出しになっている場所が多数見られた。 ベルト調査においては、シャコガイ類の発見個体数は変わっていないが、 死んだシャコガイの殻がいくつか見られることから、台風の影響と推測される。 オニヒトデやシロレイシガイダマシといったサンゴ食生物や、病気は見られなかった。 サンゴの生育環境としてはよい状況が保たれていると思われる。
【-9m】
調査ラインは、湾の中央部にある離礁の礁斜面にあるクレバスの側面の中腹に設置されている。 HCの割合は、昨年の83.1%から63.1%に減少した。 調査ライン付近は、元々被覆状のリュウキュウキッカサンゴが優占していた海域であり、 その状況は変わっていないが、所々に岩盤がむき出しになったところがあり、 2015年8月の台風13号 (SOUDELOR)および2015年9月の台風21号 (DUJUAN)による波浪の影響で、 その場所に生息していたサンゴ、もしくは、サンゴが生息していた岩盤自体がなくなったためと思われる。 ベルト調査では、チョウチョウウオ類が減少していた。 オニヒトデやシロレイシガイダマシといったサンゴ食生物や、病気は見られなかった。 サンゴの生育環境としてはよい状況が保たれていると思われる。


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