1.Fetch の入手と導入
2.データシートの入手
3.データシートの提出
1.Fetch の入手と導入
1-1.Fetch について
多くのMacintosh ユーザーに愛用されている、米ダートマス・カレッジ製の代表的なFTPクライアント。25$のシェアウェアであるが、教育またはボランティア目的であれば無償で使用できる。
詳細な情報は <http://www.dartmouth.edu/pages/softdev/fetch.html>。
* なお、メニューを日本語化したバージョンもあるが、
* 無償使用できないので本稿では取り上げない
1-2.Fetch の入手
Fetch の最新版は上記以外にInfo-Mac の各ミラーサイトから入手できる。
一例として理研での最新版 Fetch3.0.3 のURL を示す。
<ftp://ftp.riken.go.jp/pub/info-mac/_Internet/fetch-303.hqx>
* Web ブラウザから anonymous FTP (匿名FTP)でログインする場合は、
* <ftp://anonymous@ftp.riken.go.jp/pub/info-mac/_Internet/fetch-303.hqx>
* とし、パスワードとしてE-mail アドレスを入力する
1-3.Fetch の導入
1-2で入手したfetch-303.hqx をStuffIt Expander(*1)
などで復元し、Fetch 3.0.3 Installer を取り出す。
Fetch 3.0.3 Installer をダブルクリックし、指示に従いインストールする。デフォルトで強調されているボタンを押していけば、取りあえず問題なくインストールできるはず。インストールが順調に終了するとFetch
3.0.3 Folder というフォルダが作成される。
1-4.Fetch の設定
Fetch 3.0.3 Folder のFetch 3.0.3 の犬がフロッピーをくわえているアイコンをダブルクリックし、Fetch
を起動させる。"New Connection"ウィンドウが開くのでキャンセルして閉じる。
"Customize" メニューの"New Shortcut" を開き、"Bookmark
Editor"ウィンドウでReef Check データシート用のブックマークを作成(*2)する。
--"Name" を"ReefCheck HQ" (ここは任意の名称で構わない)
--"Type" を"Folder"
--"Host" を"rcms02.ust.hk"
--"User ID" を"rcftpuser"
--"Password" を"reefcheckuser"
--"Directory" を空欄のまま
ここまでできたらOK し、"Bookmark Editor" ウィンドウを閉じる。
次に"Customize" メニューの"Preferences..." を開く。
"General" タブから設定を進める。
これまでInternet Config を使用していた場合は"Use
Internet Config"
をチェックする。使用していない場合はチェックせず"Default
password"
にE-mail アドレスを入力する。
"Default shortcut" に"ReefCheck HQ" を選択する。
通信環境に合わせ、"Transfer buffer size" を選択する。
"Download" タブに移る。("Upload" タブは初期設定のまま)
"Default text format" と"Default non-text format"
を"Raw Data"
に変更する。
* Firewall 内からのアクセスの場合は"Firewall"
タブで設定する
* 設定についてはネットワーク管理者に問い合わせること
以上で設定は終了。OK してウィンドウを閉じる。
2.データシートの入手
オンラインの状態でFetch を起動する。
"New Connection" ウィンドウが開く。Reef Check
データシート用の
ブックマークが選択されているはずなのでOK する。
"rcms02.ust.hk" ウィンドウが開く。この時点でリーフチェック本部の
サーバに接続している。
以下の4ファイルをクリックし、反転表示する。
・atbelt99.xls…大西洋データーフォーム
・ipbelt99.xls…インド太平洋データーフォーム
・line99.xls…ライン測線調査データーフォーム
・site99.xls…調査地記述データーフォーム
"Put"ボタンをクリックする。ダウンロードが開始される。
ダウンロードが終了したら"rcms02.ust.hk" ウィンドウ左上のクローズ
ボックスをクリックし、サーバとの接続を終了する。
Macintosh をオフラインにする。
ダウンロードしたファイルはそのままExcel で使用可能である。
データを入力し、定められたファイル名に変更する。
さらに、"kohama02-japan" などとしたフォルダを作成し、編集済みの
ファイルを格納する。("02" は2月開催の意)
3.データシートの提出
オンラインの状態でFetch を起動する。
"New Connection" ウィンドウが開く。Reef Check
データシート用の
ブックマークが選択されているはずなのでOK する。
"rcms02.ust.hk" ウィンドウが開く。
適当なディレクトリに移動し、"Remote" メニューの"Put
Folders and
Files..." を開く。
ファイル選択ダイアログが表示されるので、"kohama02-japan"
を選択し
Add ボタン、続けてDone ボタンをクリックする。
"Put Files" ウィンドウが開きデータ形式の確認を求められるので、
全てRaw Data であることを確認しOK する。
アップロードが終了したら"rcms02.ust.hk" ウィンドウ左上のクローズ
ボックスをクリックし、サーバとの接続を終了する。
Macintosh をオフラインにする。
(*1) 米Aladdin 社製の多機能なMacintosh 用解凍ツール。
Netscape などのWeb ブラウザにも同梱されている。
最新版はInfo-Mac で入手可能。
<ftp://ftp.riken.go.jp/pub/info-mac/_Compress_%26_Translate/>
(*2) Host、User ID、Password はマニュアル'99による。