地域によって、指定種があまりいないとか、担当者が暇で楽しさが少ないとかの声が聞かれます。
調査の時期にもよりますし、無脊椎生物では水深の浅い方では対象種がいても深い方では少ないとかがあります。こんな時は、チームの皆さんで相談して調査対象種を追加してみて下さい。
例えば、
・魚類
ハタ類 20cm以上
理由)市場で、ハタ類 20cmぐらいのものもよく売られていることから。
・無脊椎
シロレイシガイダマシ・ヒメシロレイシガイダマシ
理由)サンゴを食べる貝であり、サンゴの食害が多いことから。
調査地域の近辺で食用となる魚類や無脊椎生物類を市場などで見学しておくと、地元の生活の様子が分かり興味や楽しさが増えますね。
・底質
底質に関しては、サンゴの群体を特定して、写真撮影とメジャーで縦、横、高さの計測記録をしてはいかがでしょうか。全体像を見るReef
Checkですが、このような皆で成長を確認しあえるものを設定するのも、楽しみを増やし、継続するReef
Checkに役立つように思います。同じ珊瑚をずーっと写真取りつづけていくのって、興味ありますよね。日頃、なかなか、小さなサンゴの郡体に注目することってないですけど、小さなのが大きくなるのを見ていきたい気がしませんか。
・その他
アルバム作り
データや参加者の皆さんの写真などを作り、ダイビング・サービスなどに置いてもらいます。そして、来られた方達に見て頂くと、リーフチェックを知ってもらえ、海の変化を捉えて頂けます。